「人の気持ちがわかる」と言われるINFJ

たしかに、相手の言葉の“間”や、声のトーンの変化に敏感で、空気を読むのは得意だと思う。でも私は、相手の気持ちを“わかってしまう”と感じたことがほとんどない。

その手の記事や動画に出会う度、私以外のINFJはみんなそうなのか、でもその「わかってしまう」という表現はINFJっぽくない気もして…もやもやすることがある。

ただ、想像を膨らませることはよくある。

「いまこう思っているのかな」「この言葉の裏に、何か意味があるのかな」
そうやって考えを巡らせていく。
たまにその想像が当たることもあるけれど、
基本的に答え合わせをすることはない。

だから、自分の想像が合っていたのかどうかもわからないまま終わる。
――本当にINFJは、人の気持ちがわかっているのだろうか。

「わかった気がする」ではなく、決めつけて動いてしまう癖

私は「相手の気持ちがわかった」と思うことはあまりない。

ただ、相手の気持ちを想像しているなかで、“きっとこう思っているんだろう”と自分の中で決めつけてしまうことは多い。

それは観察や洞察というよりも、“自分の中で描いた物語”に近い。
たとえば、相手が少し元気なさそうに見えたとき。
「疲れているのかな」と思って優しく接すると、実はただ集中していただけだったりする。

でも一度そう思ってしまうと、その前提で相手を扱ってしまう。
“気をつかうモード”に入って、相手が求めていない気遣いをしてしまうこともある。
相手を思っているようで、実は自分の中で作ったストーリーを相手に重ねているのかもしれない。

「わからない」ままでも大丈夫

最近は、「相手の気持ちがわからない」ことを、前よりも怖いと感じなくなった。相手に聞けるようになった。
わからないままでも、相手を思うことはできるし、言葉を交わして確かめることもできる。

“察する”よりも“聞く”。
“見抜く”よりも“共有する”。

その方が、ずっと安心して関われる気がする。

INFJの「人の気持ちがわかる」というのは、本当は「人の気持ちを大切にしたい」という願いの裏返し。だから、完璧にわかろうとしなくていい。
わからないことを受け入れられたとき、人との関係はもっと穏やかになる。